Friday, December 31, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

Best Breakfast in N.O. プラリネ・ベーコンそのお味は?

今年のクリスマスはニューオリンズで過ごしてきました。
今回の旅でも美味しいものを沢山いただいてきましたが、中でも一番のおすすめはElizabeth'sレストランのニューオリンズ風ブレックファースト。どこがニューオリンズ風かというと、卵にプラリネ・ベーコンが添えてあるところでしょう。プラリネ・ベーコンとはカリカリ・ベーコンをピーカン・ナッツとキャラメルででコーティングしたもの。と聞くと「ゲっ甘くてまずそ~」とお思いでしょうがこれが意外と甘辛でイケるのです。南部料理は甘めに味付けたものが結構多いように思います。卵はOVER EASY(半熟の目玉焼き)にしてもらって、ハッシュブラウンとよばれるフライ・ポテトとトーストの替わりにこれまた南部風にホット・ビスケットをオーダーします。プラリネ・ベーコンをかじっては、トロリとした卵の黄身にポテトをつけて一口。サクっとしたビスケットと一緒にいただくと最高です。
これがエリザベスの南部風ブレックファースト$9。毎朝7時からやっています。わざわざ遠くから車で朝食を食べに来る人も多いそうです。
BY WATERというミシシッピーリバー沿いのエリアは、フレンチクオーターから#5バスにのって約10分(歩くと45分くらい)。このあたりはアーティストのアトリエも多く、NYでいうとグリーンポイントみたいな感じでした。 Elizabeth は白いビルに地元アーティストDr.BOBのペインティングが目印です。

朝食を頼んだら、こんなに沢山バターとジャムを持ってきてくれました(これもサザン・ホスピタリティなんでしょうかね)
店内の壁もDr. BOBのアートで埋め尽くされています。実は上の写真の新聞を読んでいるおじいさんが、そのDr.BOB。近くに住んでいて毎朝ここに朝食を食べにくるのだそうです。
入口にかかった”BE NICE OR LEAVE"のメッセージは実に南部気質をあらわしていると思いました。ここはみんなが気持ちよく美味しい朝食を食べるところ。失礼な態度をとる人は出て行って下さ~い!

Tuesday, December 21, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

NY WINTER STYLE knitwear by THE PARK
零下の寒さがやってきたNYではニットの帽子はもう必需品です。でもせっかく身に着けるのならば、スマートに決めてみたいものです。NYの街ではおしゃれな帽子をかぶっている人も多いですが、今年多く見かけるのは”ヘアバンド”。PRADAの秋冬コレクションでもケーブル編みのヘアバンドがでていましたが、もう少しつけやすいものが作れないかと思っていろいろ試作してみて、私はこんなヘアバンドをデザインしてみました。かなり太めで耳が隠れますが、後ろが細めになっていてボタンで留めるようになっていて頭にフィットします。スポーティでなくちょっとモードな感じです。私は後ろでヘアをまとめてつけていますが、結ばずにうしろに流してもいいと思います。もちろんショートヘアやボブのスタイルにあわせても可愛いですよ。THE PARKからの新作です。

実はこのヘアバンド。もう一つ素敵な使い方があります。首まわりに巻いてネックウエアとしてもつかえるんです。マフラーよりも軽くておしゃれな感じになります。

そして、素材が同じTHE PARKのニット・ベレーと同じなので、コーディネートできるんです。色々使えて可愛いニットウエアいかがですか?

Friday, December 17, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

TWO LITTLE RED HENS 極上カップケーキ!

先日姪のバースデーパーティにDEAN&DELUCAでTwo Little Red HenのBrooklyn Blackout というチョコレート・ケーキを買って行ったら、そのデコレーションの美しさはもちろんのこと、その美味しさで大好評でした。そこで今日はアッパーイーストにある可愛いアメリカン・ベーカリー・カフェという感じのお店をたずねてみました。ここで一番人気は、やっぱりカップケーキ。特にBrooklyn Blackout(チョコレート・スポンジの間にたっぷりとクリーミーなチョコレート・プティングが挟んであり、さらにチョコレート・クリームが上に載っている真っ黒なケーキ)とRed Velvet(ルバーブという野菜で赤く色をつけココアをミックスしたスポンジにクリームチーズ・フロスティング)のファンが多いそうです。

色々あるフレーバーを見ているとどれも食べたくなりますが、なにぶん普通サイズ($2.75~4)は大きいので一個でお腹いっぱいになりそう。そこで、ミニサイズ($1.75 )を2種類とホットミルクティを頼んでテーブルに着きました。名刺サイズのストア・カードを脇においてわかるように2口から3口くらいで食べきれるくらい。まずは評判のレッド・ヴェルヴェットを試食。「ン?これは・・・いけるっ!」柔らかめのクリーム・チーズのフロストが丁度いい甘酸っぱさでこれだけでも美味しい。そしてシットリふんわりとしたスポンジは甘さ控えめで後をひきそう。熱いティを一口いただいて、次にストロベリー味のミニサイズ。これはイエローケーキ(普通のスポンジケーキ)台に手作り苺ジャムがつめてあり上に苺風味のバタークリームがのっている。こちらはフロスティングが少し固めだったがジャムが美味しくできていて爽やかな味わい。またたくまに2個を食べ終えても、まだまだ食べ足りないという感じ。これまであまりカップケーキというものを美味しいと思ったことはない私でも、これは本当に病みつきになりそうな、極上カップケーキでした。(マグノリアやクラムスなど問題にならないほど美味しいですから!)
これが2番街に面した店の外装。丁度クリスマスのウインドーディスプレーがされていました。週末の午後には店の前に行列が出来るほどの大人気のお店。
ガラスケースの中には「食べられる花束」とでも言いたい素晴らしいデコレーションのホールケーキが。本店ならでは種類が沢山揃っています。サイズもミニサイズの直径4インチからあって$13から。小さくてもハッピー・バースデーなどのメッセージはその場で入れてくれるそうです。もし上に載らない場合は側面にも字を入れることもできるとのこと。8~12人で楽しめる6インチサイズは$35から。特注の場合は3日前にオーダーが必要だそうです。この手のバタークリームを使ったデコレーションケーキのNYでのパイオニアは、西42丁目ポートオーソリティ裏の Cup Cake Cafeだったけれど今はこのTwo Little Red Hensのほうがずっとクオリティが高いのでDean&Delucaでもこっちを扱うようになったのだと思います。接客も可愛い女の子たちがテキパキと対応してくれて気持ちいいし。次に誰かのバースデーがあったら絶対ここでケーキをオーダーしたいものです。

Tuesday, December 14, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

SANT AMBROEUS ミラノ風ケーキ・ラッピング

NYの今日の気温は 零下7度。体感温度はなんとー13℃!本格的な寒さがやってきました。夕方マディソン街79丁目のBarbourにオイル仕上げを頼んであったジャケットを取りに行った帰り、あまりにも寒いので、ホットティをテイクアウトしようと77丁目と78丁目の間にあるイタリアン・カフェSant Ambroeusへ。店の中に入ったらついついガラスケースの中の美味しそうなケーキに目が行ってしまい、ブラックフォレストとペア・タルトをお持ち帰りに。ケーキは箱に入れてくれるのかと思いきや、紙皿と厚紙、そして可愛いプリント柄の包み紙を使ってギフト・ラッピングをあっという間につくってくれました。ラッピングとおそろいのベビーピンクのリボンもかけてくれて、もうこれならどこに出しても恥ずかしくない!という感じです。家に急いで帰って包みを開けてみたら、全くケーキも崩れていなくてもう大感激。そしてそのミラネーゼ風の上品なケーキのお味には、これまた大満足なのでした。
ゴールドの紙皿にケーキを並べ、アーチ状の厚紙で屋根のようなアーチをつくり、ラッピングペーパーで包みます。これが驚くほど丈夫で箱以上に安定します。これってイタリア風の包み方なのでしょうか?
サン・アンブロウズは、NYにはマディソン街のほか、グリニッジ・ヴィレッジ(W4 St)とハンプトンにあります。ホリデー・ギフトに誰かここのお菓子をプレゼントしてくれないかなあ。。。
http://www.santambroeus.com/new/frameset.php

Saturday, December 11, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

BAKED GOODS 噂のブラウニーを求めてRED HOOKへ

この間フード・チャンネルをたまたま見ていたら「塩にこだわった旨いモノ特集」というのをやっていて、その中でお菓子の代表として紹介されていたのが、ブルックリンのレッドフックにあるベーカリー、BAKED(ベイクド)のSWEET&SALTY BROWNY(スイート&ソルティ・ブラウニー)でした。作り方も見せてくれて、ダークチョコレートのブラウニー生地の間に半生状態の塩キャラメルを流し込んであるそう。レポーターの有名女性シェフが店内のカフェで試食をして「こんなに美味しいブラウニー食べたことがないわ~!」とウットリとした表情 で語っているところが妙に印象的でした。でもレッドフックでどこよ~?と早速Googleで検索。サイトをみるとイケアの方角らしいけれど、一体マンハッタンからはどうやって行くの~?と今度はGoogle mapsのDirectionで地下鉄やバスでの行き方を調べる。なになに?地下鉄Cラインでブルックリン方面にむかってJay Street -Boro Hallでおりて、バスのB61路線でイケア経由パークスロープ行きに乗り換えて16個目の停留所でおりるですって?家からは所要時間約54分?なんだ~意外と簡単じゃないの。と出発。ブルックリンで地下鉄を降りてからバス停までが少しわかりにくかったものの、i phoneのGPSナビのおかげで降りる停留所も迷わずに大助かり。本当i phoneって便利です。
ここが目ざすブラウニーのあるBAKEDの入口。「エッグノッグ・ラッテはじめました」という看板は日本でいえばさしずめ「甘酒始めました」という感じ?なんだかホッコリしていいですねえ。
店内にはいるや、その熱気に圧倒されました。カフェエリアは満席、ケーキなどの並ぶカウンターの前には行列。。。一番奥の席に陣取っていた2人組の女の子達は箱一杯のケーキを前にご満悦「これぜーんぶ私たち食べるんだからね~」と恐ろしいことをおっしゃる。ホントですか!!
この日私が買ってきたのは、BAKED名物Sweet& Salty とPeanat Butterの2つのフレーバーのブラウニース。どちらも私から見ると超特大サイズ(i phone よりも大きく、ずっしりと厚みがあります)で1/4に切ったのを食べるがやっとという感じ。これで1個$2.75は価値ありです。究極のアメリカン・コンフォート・フードという感じですが個人的にはもう少し軽いほうが好みかなあ。
BAKEDでは他にグラノラが人気商品だそうなので次はぜひ試してみたいです。
http://www.bakednyc.com/

Thursday, December 9, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

HEART WARMING HOLIDAY 寒~いNY

今日のNYの気温は-6℃。少し外を歩いただけで体が冷え切ってしまいそうでした。来週は何と-8℃まで気温が下がり、かつ雪の予報。でも冬はこうでなくっちゃーNYらしくありません。今日はちょっと心が温まるようなNYの街角の情景をご紹介します。

ミートパッキングのチェルシーマーケット内にあるアンソロポロジーのディスプレー。アメリカらしいソックスでつくったリスたちが、雪野原をどんぐりを捜して駆け回っているところ(同じソックスでつくったモンキーの縫ぐるみは昔から良く見かけますが)雪には白いセーター地にパウダーを振り掛けて作ってありました。なんとなく捨て置けない可愛さがあります。
バーグドーフ・グッドマンのウインドー・ディスプレーから。これも雪のなかアイススケートに行く女の子。自転車から垂れ下がるツララがなんとも芸が細かいですね。なんだか懐かしさ一杯の風景。これを見たらスケートをしにセントラルパークに行ってみたくなりました。
ユニオンスクエアのグリーン・マーケットでは、色々なクリスマスリースが売られていました。中でも目を引いたのは、赤唐辛子だけでつくったリース。これ雪の降る中、家のドアのところに飾ってあったら素敵でしょうね。気持ちがあったかーくなりそうです。

Wednesday, December 8, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

IMAGINE 30years ago ストロベリーフィールドにて

今日ふと思い立って、家のすぐ近くのストロベリーフィールドに写真を撮りに行きました。72丁目からセントラルパークに入ったあたり、真冬にしては珍しく人の出入りが激しいのに気づき、「えっ!もしかして今日はあの日?」・・・そうだったんですねえ。30年前のあの日、大学のホールでどこからともなく伝わってきたジョン・レノンの訃報。遠い外国のことと思っていたのに今その地NYで生活していることを思うとなんとなく不思議な気分です。

IMAGINEのモザイクを囲んで、人々は静かにレノンの作った曲を口ずさんでいました。
ここが72丁目のセントラルパークウエストにあるダコタハウス。ストロベリーフィールズの真向かいです。


Tuesday, December 7, 2010

今月のお気に入り(12/2010)

HOLIDAY TREATS &...TREE-TOO! NYホリデー 

可愛いでしょう~姪の6歳になる双子ちゃん達が作ってくれたトナカイのカップケーキ。ツノにはプレッツエルを使っているのです。中身は胚芽入りの甘さを抑えたケーキでお味も大変結構でした。
サンクスギビングが過ぎるともうNYはクリスマス・ムードが満開です。暗くなるのを待って寒~い5番街を大急ぎでクリスマスウインドーの写真を撮ってまわりました。 ロックフェラーのツリーの前も大盛況でした。毎年これを見ないとNYのクリスマスは始まりません。
クリスマスツリーをインスピレーションにデザインしてみたニットの帽子”TREE HAT"。ベレー帽とは又違って可愛く仕上がりました。寒いNYの冬、ニットの帽子なくしては乗り切れません。