NYCはファスト・フードの宝庫。
実は私、ユニークなファストフード登場の噂をきくといてもたってもいられず早速馳せ参じてしまうほど珍しモノ好き。牧場直営のハンバーガー・トラック出現と聞けばミッドタウンへ、こだわりのグリルドチーズ・サンド屋台ときけばブルックリンへも足をのばす。
さて今回は、ピッツア・コーン。
ご覧のとおり、ピッツアがアイスクリーム・コーンのような円錐形になったもの。冗談のような商品だが、このK!PIZZACONEは、その発祥の地ポルトガルやブラジル、そしてナンと!ピッツアの本場イタリアにもすでにチェーン店を持っているという。2月22日(月)に5番街のエンパイアステートの向かいに米国第一号店がオープンしたばかりで、NYでも巷の話題になっている。すぐに食べてみた~い!と吹雪の中5番街の34丁目へと駆けつける。
PIZZACONEは$5.99。トマト&モッツアレラや4チーズなどベースになるメニューが5~6種あって、もちろんそれらをそのまま頼んでもいいが、お好みでトッピングを乗せてもらうこともできる。全部で22種あるトッピングから何種類でも乗せ放題で$1プラス(もちろん乗せられる限度というものがあるが…ちなみに1種だけだと50セント)私は4チーズをセレクト。オーダーするときに支払いもすませ、レシートに整理番号をふって渡してくれる。オーダーを受けてからカウンターの中で2人の女の子が円錐形のピッツア台(見たところ、すでに焼いてある。毎日コネチカット州のベーカリーから直送しているとのこと)の内側にまずソース(マリナラソースかパスタソースを選ぶ。でもどちらも同じトマトソースのように見える)を塗りつけ、チーズを詰め込み、トッピング注文があればそれらを乗せる。できたものを背後にあるオーブンで焼いてできあがり。オーブンが開いたときに覗いてみたら中にコーンを立てるスタンド状のものがあり、それに立てて焼くようだ。
先ほどの整理番号を呼ばれてカウンターに行くと、焼きたてを黄色いボックスに入れたものを渡される。店内はとても狭く、10人も入れば一杯で座る席はたった3席なので、これは「持ち帰って下さい」という無言のメッセージなのだろう。
さて、初めて食べるピッツア・コーンの味は?
コレが意外といける。大判の平たいピッツァをスライスしたものよりは格段に食べやすく、オイリーすぎない。たっぷりと入ったチーズが熱々で、コーン部分も硬すぎず柔らか過ぎずちょうど良い。
チョコレートやフルーツ、そしてアイスクリームまではいったデザート・ピッツアというのもあるそうだから次回はぜひそれもぜひ。
こういうものを美味しいかった!と人に勧めれば、たいていリアクションは「ホントですか?」とくる。でもこれはホントです。It is REALLY GOOD!
1 comment:
I want one!
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