Friday, February 20, 2009

今月のお気に入り(2/2009 -2)

Simple Pleasures 人の話を聞く楽しみ

私の仕事のひとつに、ある日本のデパートのウエブサイトに掲載されるインタビューがある。
毎月一回、NYのデザイナーに会って1時間ほど写真を撮ったり話をし、それを文章にまとめて日本に送ると、先方の担当者が写真をレイアウトして、きれいなサイトデザインに仕上げてくださる。
私は好奇心が強い性格なので人の話を聞き出すのを面白いと思う。特に仕事という大義名分があり、わざわざ時間を割いてもらい結構立ち入ったことまでも聞けるというのは役得のような気がする。会話は相手に断って録音させてもらう。自分のつたない英会話を改めて聞くのは忍びないのだが、内容を確認するために一回だけ再生してメモをとる。録音を聞いてみると一度聞いたことを又聞きなおしていたり、意味を取り違えていたりしていたことに気がつき、冷や汗がでることもある。それでもインタビューの仕事を私はとても気に入っている。話を通じてその人のエネルギーをもらえるからかもしれない。 今月はソーホーのデザインショップのオーナーにインタビューをした。この方は以前から他の仕事を通じて知っていたのだが、きいてみるとまだまだ知らなかった話がいろいろ出てくる。何か宝探しをしているかのようで楽しい。こういうのをシンプル・プレジャーというのだろうか?







Sunday, February 8, 2009

今月のお気に入り(2/2009)

極寒NYサバイバル大作戦


冬のNYは寒くマイナス10℃、体感温度マイナス15℃などという気温も珍しくない。でもこれは屋外の話で、家の中は暖房がきいていてかなり暖かい。真冬でもセーターなど着ていると暑いくらいなので快適だ。
外に出かけるときは防寒対策が必要なのだが、なるべく軽くて動きやすいほうがいい。雪などが積もっている場合はスノーブーツなどで足元をしっかり固めることが大事。
コートは薄めに中綿がはいった膝丈のもの。
手袋はレザーでも一枚ものではなくカシミアなどのライニングがついたもの。

そしてシャーリング毛皮の帽子。

”ドクトル・ジバゴ”の映画の中でラーラがかぶっていたようなスタイル。これは2年前に買ったロンドンのガシュロー&コールというブランドのもの。ファッション性だけでなく本当に暖かいので手放せない。

”ドクトル・ジバゴ”といえば冬の風物詩のように毎年この時期にテレビで映画を放送しているが、先日また見て驚いた。1965年の映画なのに全く古さを感じさせないのだ。ジバゴ役のオマー・シャリフのギョロ目とカツラにはちょっと戸惑ったが、ラーラ役のジュリー・クリスティの美しさは今だ新鮮だ。モデルのジゼルに似ている。現在67歳で近々公開される新作映画”New York, I Love You”に出演しているというからぜひ見てみたい。