Wednesday, December 31, 2008

Happy Holidays from NY

とても贅沢な悩み


日本の家族からクリスマス・カードが届いた!
赤いペーパーをレーザーカットした影絵のような立体カードで早速広げて飾ってみた。日本のグリーティング・カードはとにかく手間隙がかかっていて良く出来ていていつもながら感心する。
アメリカではクリスマスカードは日本の年賀状のように沢山だすので箱単位で買い質より量といった感じ。それとクリスチャンばかりではないので、誰にも当たり障りがないように"ハッピーホリデーズ”という時候の挨拶になることが多いようだ。

ところで、ホリデーシーズンといえば、ギフト・シーズン。
私はギフトをあげるのは大好きなのだが、どうも頂くのが苦手だ。
もちろんギフトを贈ってくれる人の気持ちはすごく嬉しいし、本当にありがたいと思う。
しかし、頂いてそのまま使わずにしまいこむものがナント多いことか。
私の好みがはっきりしていることが、その最大の理由だろう。
今では夫さえも十分理解してくれていて、あらかじめギフトは何がいいか聞いてくれる。
また本当に欲しいものだけをなるべく少なくそろえ、身の回りはすっきりさせておきたい。
そこで、年に2度ほど慈善バザーがあるのでそれに寄付をする。
それを誰かが喜んで使ってくれれば幸いだ。
心を尽くしてギフトを選んでくれた人には心の中でごめんなさいという。

私がこれまでにもらって嬉しかったギフトは意外と普通のものばかりだ。
香りのよいソープ、バス・ソルト、ボディクリームなど使いきれるもの。
日本からのお土産では、コンビニで流行っているお菓子やレトルト食品。
グルメストアの商品券(25ドルでもすごく嬉しかった)

不況とはいえ物が溢れ返っている世の中。儀礼だけのギフトならばやめたほうがいいと思う。洒落たカードに心を込めてメッセージを書いておくったほうがまだいいかもしれない。
でも、ギフトにはそれ以上に”気持ちの問題”がかかわってくる。
何かあげたいという気持ちがある場合には、よ~く考えて、相手の負担や無駄にならないようにしたい。できれば何が欲しいかを聞いてからにしたい。逆に、私がもしギフトをいただける機会があれば来年からは自分の欲しいものをリストアップしてお願いすることにすることに決めた。

こんなことを年末に書いている私ってなんて贅沢なんだろうと思う。

Saturday, November 29, 2008

Beginning to realize...

これがいい、と思える心。



私がNYでヘルスクラブ(所謂ジム)に通い始めたのは、10年以上前のことだ。
こちらに長く住む知り合いには、それまでもゲストとして招待されたりして、その良さについては実感はしていたものの、実際に会員になって果たして長続きするものかと、始める前からいらぬ心配をしてなかなか決心がつかなかった。そんな私の背中をズイっと押してくれたのは、ある知人にいわれた「背中に肉がついて丸くなってる」という一言。別に意地悪で言われたわけではなく、ちょっと運動でもすれば引き締まってよくなる。という程度の軽いサジェスチョンだったとおもう。
それでもすぐにクラブ会員となって、トレーナーについてのマシントレーニングなどを始めたが、これがあまり面白くない。かといってエアロビクスやステップのクラスも要領を得るまでに時間がかかりそうだ。面白そうだが、かなり体力的に厳しそうでついていけそうもない、と思ってみていたのがボクシングのクラスだった。それでも女の子も結構いて滝のような汗をかきながらも嬉々としてパンチを繰り出している様子。これなら私もできるかもと意を決して(今思えば可笑しいが)クラスに向かった。
最初の何ヶ月かは、楽しいながらも、かなり悲惨な状態だったように思う。ヘルスクラブでのボクシング・クラスというのは、リングで試合をするボクシングではなく、ボクシングのトレーニング・メソッドを応用したワークアウトだ。走り、跳び、あらゆる筋肉を鍛えるための運動が盛り込まれている。はじめのうちは、一寸走ったたけで、土踏まずが攣ってしまって痛い。体力も筋力もついていないので、すぐにへたばる。ミットやヘビーバッグを打っても、パス~と情けない音しか出ない。そんな私を諦めずに叱咤激励(主に叱咤だったかも)してくれたのが、女性インストラクターだった。彼女はエリートとしての本職をもちながら、空手は黒帯、のちに新人ボクサーの登竜門として知られるゴールデン・グローブのチャンピョン・シップまで獲得している。このクラスでは他にもすばらしい同年代のアメリカ人女性たちと知り合い、友達となった。10年以上たった今、なかなか会うこともないが、家庭や子供の世話に追われながらもキャリアを極めているようだ。今でもボクシングを続けているのは、私くらいからもしれない。もう少しくらいきついトレーニングにも音を上げることはなく、難なくついていける。マラソンやトライアスロンを走り抜けたのも、ボクシングで基礎体力をつけたおかげと思う。そして、関係ないようだが、声楽においても、養った腹筋力や集中力、そして持久力が役立っていることは確かだ。
現在、ジム通いはだいたい週に3回。ボクシングは1回にして、一寸体がきついなと思ったときはヨガ、筋肉を伸ばしたいときには水泳、気分転換にはエアロビクスやスピニングなどもいい。何より運動してサウナに入り、家路につくときの気持ちよさといったら、何物にもかえがたい。仕事とプライベートとのワンクッションにもなる。

Saturday, November 1, 2008

B級グルメのヨロコビ シカゴ編

CHEESE BURGER at BILLY GOAT in CHICAGO

10月は、珍しく米国内の旅行が2度あった。
シカゴとボストン。どちらもNYからは飛行機で1~2時間。
どちらの街でも評判の高いレストランで食事をする機会に恵まれた。
シカゴのグランドハイヤットにあるNOMI。
ボストンのプルデンシャルセンターにあるLEGAL SEAFOOD。
いずれでも、すばらしい料理をいただいた。
こういった高級グルメとは、格がちがうので比較はできないが、
実はシカゴでは、以前から一度味わってみたい庶民の味があった。
それは、ビリー・ゴートというハンバーガー専門店のチーズバーガーだ。
以前フードチャンネルの全米バーガー特集番組でみていつかぜひと、
それがついに今回実現(というほどの物でもないか)したわけだ。
著名建築家による作品をあつめたミレニアム・パークをじっくりと見た後、
マグニフィセント・マイルと呼ばれる目抜き通りノースミシガンを北上。
リグレイ・ビルをすぎたところに地下道口を発見。
降りていくと薄暗い地下道に浮かび上がるビリーゴートのネオンサインが。
入口をはいると更に降りたところがビリーゴート・タバーン!
早速お目当てのチーズ・バーガー(2ドル70セント)とペプシを頼む。
カウンターの中では使い込んだ鉄板でバーガーがジュージューと焼ける。
最後にチーズをのせカイザーロールに挟んで出来上がり。
カウンター脇にはコンドメント(ケチャップ、マスタード、ピクルス)が。
それらを好みに調整してテーブルへ。
お味は予想していたよりもコッテリすぎず美味しい。
カイザーロールがこうばしく、ジューシーな肉とチーズをひきたてる。
ピクルスを大目にすると更に口当たりがよく、ペプシとの相性もよし。
評判の店なのでもっと混んでいるかとおもったがそれほどでもなかった。
時間をずらしていったのがよかったのだろう。
シカゴ名物チーズバーガー。
これぞB級グルメのヨロコビ。ぜひお勧め!

ミレニアム・パークにて。

巨大なシルバーのジェリービーンズのような クラウド・ゲイト(雲の門)

ノースミシガン通の地下にあるビリー・ゴート・タバーンの入口。

赤い壁にビリー・ゴートの壁画が。訪れた有名人の写真も数多い。


これが噂の”チーズバーガー”パリッとしたカイザーロールが決め手。



Saturday, September 27, 2008

今月の発見(9/2008)

ミニベーゼルに咲く花は…
べランディングの醍醐味?

8月末の2週間ほど日本に帰っていた。
ベランディングでこの夏育ててきた大葉(青シソ)は心配なので、殆どを近くの知り合いに預かってもらっていたが、ダメモトで実験的に一鉢だけのこし、あとはミニベーゼルの鉢も残して日本にいった。
2週間も水をやらないので、多分枯れてしまっているものと半ば諦めはしていたものの、かえってすぐにベランダに直行。そこで見たものは…?


大葉のほうは枯れかけていたものの、ミニベーゼルは健在!
水もなしに生き延びた上にかわいい白い花まで咲かせて…よくぞ頑張ってくれました!で、良く見るとこの花と茎の部分、どこかで見たことアルゾ。とおもったら、これはよく高級なお刺身についてくるツマではないですか。これをしごいて醤油の小皿にいれますよね。パスタに入れる洋物だとばかり思っていたら、和物にもイケル。なんて使える奴。

5月はじめにうちに来たときはあんなに小さな葉だったのがこんなに大きくなって突然の変身まで見せてくれる、これはもうべランディングの醍醐味。

一旦はしおれてしまった大葉もすぐに水をあげて枯れかけた葉を取り除いたらこの通り復活。


枯れてしまった枝のほうも水をあげ続けていたら、ホラ小さな葉が出てきました。 シソの生命力には脱帽もの。というか2週間ほっておいてゴメンね。

Sunday, August 3, 2008

今月のお気に入り(8/2008)

The Best Deal in NYC
NYウォーター・タクシーに乗って行き着く先は?

良く晴れた7月のある日。ウォールストリートに程近いピア11から出ている”イケア・ブルックリン行き”のウォーター・タクシーに乗り込んだ。6月にブルックリンのレッドフックにできたばかりのイケアが出している無料シャトル船でウォールストリートとレッドフック間のイーストリバーを行き来している。ご覧のようにイエローキャブさながらの外観も楽しい。もともとは観光船で他の路線はもちろん有料だ。所要時間約15分。その間ロワーマンハッタンのビル街や、自由の女神、そしてブルックリンブリッジ他4箇所で展開されている、The NYC Water Fallもすべて見ることができる。できればタクシーの屋上に上がって川をわたる風を感じながら絶景を満喫してみたい。
約15分間の遊覧船気分を味わったら、もうそこはレッドフックのイケアだ。ウォーターフロントに建っているので船がイケアのすぐ裏に横付けするかたちになる。すぐにイケアでのお買い物もいいがその前にちょっとお腹がすいている。そういえばグルメ・スーパー・マーケットのフェアウエイのレッドフック店がこのすぐ近くにあると聞いていたので、歩いていってみることにした。このレッドフックという地域は川沿いの工業地帯だったが最近、再開発でイケアやフェアウエイなどの大型商業施設ができている。人気が殆どない道を歩くこと約10分(近くて遠いは田舎の道?)やっとFairwayに到着!
アッパーウエストサイドの本店も拡張を続けかなり大きい店だが、ここは更に大きい。殆どの人が車で来て大量に買い物をして車に積み込んで帰っていくといくようだ。入口を探して入るとそこからは導線ができていてそれに沿って買い物をしていって最終的にキャッシャーにたどり着くようにできている。途中で野菜や果物の新鮮さや、その安さに目を奪われたが(多分マンハッタン本店よりも1割以上安い)まずはカフェエリアを目指す。

カフェメニューの中でも人気が高いのがこのホットプレスサンドPANINIで何種類もそろっている。ずらりと並ぶローストビーフやチキン、チーズや野菜をなどを挟んだPANINIはどれもおいしそうだが、その中からポートベロー・マッシュルーム+ロースト・ペッパー+モッツアレラ・チーズの組み合わせのものを選びカウンターで注文するとその場でホットサンドプレートで焼いて出してくれる。ミックスサラダとポテトチップスがたっぷりついて5ドル90セント。飲み物をつけてタックスを払っても10ドルでおつりがくる。

買ったサンドイッチと飲み物は、水辺のテラスのピクニックでいただける。
ここからみる景色も最高で真正面に自由の女神が見える。
フェアウエイの並びにあった植木屋さん。花やハーブの鉢植えの種類も豊富。一鉢買って帰りたいが一寸重そうなので断念。このあとイケアを一通りみて買い物をし、またウォータータクシーに乗ってマンハッタンに戻ってきた。最初の目的はイケアでの買い物だったが、その行きかえりに遊覧船気分を味わったり、ウォーターフロントで絶景を眺めながら美味しいサンドイッチをほおばったりと、なんだかマンハッタンにいながらにして小旅行をしてきたような気分。燃料費高騰のこの夏、マイカーや飛行機での遠出バケーションをあきらめたニューヨーカーも多いというが、お金をかけなくても十分楽しめる意外な穴場があるのもニューヨークのよさ。チープ?大いに結構じゃないですか。

Sunday, July 13, 2008

The Green Conference in NYC 6/10/2008

グリーン・コンファレンスって何?


グリーン・コンファレンスというイベントに行った。

米広告専門紙の大手、アドバタイジング・エイジの主催で、プロのマー
ケッターを対象としたレクチャー・イベントがあると知り興味をもった。
昨今、新聞やテレビなどでは、エコロジーが取り上げられない日はな
いくらいにエコへの社会的関心が高まっている。私たちがいるファッ
ション業界でも、エコ・ファッションやエコ・バッグ無くしてはトレンドを語
れないような状況だ。しかし。実際に私自身、地球環境問題について
どれだけのことを知っているかと省みると、恥ずかしながら全くといっ
ていいほどの無知ぶりだ。“地球温暖化”という問題がかねてから持ち
上がっていて、このままの状態が続くと大変なことになるらしい。また
省エネに勤め、資源の無駄使いを少なくし、リサイクルにも協力し、地
球に優しいオーガニック農産物を奨励し、天然成分の化粧品を使用す
るなどという身近なエコというのは、なんとなくわかる。しかしそれが
マーケティングとか広告ビジネスといったエコとは対極にあるように感
じるものとエコロジーがどのように結びつくのだろうか?というとことに
素朴な疑問を感じた。広告やマーケティング業界の第一線のプロたち
は環境問題をどう彼らの領域に取り入れている、つまりビジネスとして
成り立たせているのかが知りたくて、この第2回グリーン・コンファレン
スに参加した。

会場はNYダウンタウンのニューヨーク大学内ホール。
参加講師の顔ぶれはCI(Conservation International/環境保護団体)のCEO、マクドナルドのCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、パタゴニアのクリエイティブ・ディレクター、Federal Trade Commission’s Bureau of Consumer Protectionのディレクター、大手広告エージェンシーやTVネットワーク社長など。
またアドエイジが選んだ今年のベスト・エコ・ブランドである、エンタプラ
イズ・レンタカー、ファアモント・ホテル・チェーン、グリーン・マウンテン・
コーヒー各社のPR&マーケティング担当VPなどによるパネル・ディス
カッションも行われた。
各人のプレゼンテーションは約20分間。ステージに設置された大型ス
クリーンに映しだされるパワーポイントやビデオなどを併用してビジュ
アルに訴えかけるように工夫されていて分かりやすかった。

しかし。。。レクチャーやディスカッションの中でしきりと連発される、
「カーボン・フットプリント」とか「カーボン・オフセット」とかいう用語すら
何のことだかよくわからない私は、不勉強ぶりを嘆くヒマもなく、内容を
ゲスしながらノートをとっていった。いわく、京都議定書に一旦調印しな
がらも後に離脱したアメリカという国家(環境保護を公約に当選した
ブッシュ大統領が後にその意を翻し、地球温暖化をとなえ異端視され
ていたアル・ゴア氏がノーベル平和賞を受賞しメインストリームに)において
すら、今や、物やサービスを売るのに企業姿勢が非常に大きな消費者
の関心事になっているという事実。マクドナルドやスターバックス、ディ
ズニー、ウオルマートなど世界の大企業がまず取り組んでいるのは、
企業のイメージをいかに「クリーン&グリーン」であるかをシェアホル
ダーや一般消費者に向けてPRすることのようだ。それを実証するため
に大企業は多額の資金を投入して、CIなどの専門家団体とパートナー
シップを結び、環境保護への貢献をアピールしイメージアップを図って
いる。消費大国アメリカのライフスタイルやビジネスは急には変えるこ
とは不可能だが、生活活動において排出してしまった二酸化炭素量
(カーボン・フットプリント)をお金に換算して、環境保全事業や代替エ
ネルギー開発に寄付することで償うというシステム(カーボン・オフセッ
ト)はいかにも合理的で、世界単位の話だと道徳や精神論よりもよほ
ど分かりやすいのだと思う。また後始末的な対策である、カーボン・オ
フセットだけに頼らず、カーボン・フットプリントを未然に削減する企業
努力(啓蒙活動、省エネやパッケージ削減、フットプリントの商品への
表示など)も重要な課題だ。今回の参加者(エコ・マーケティングでの
いわゆる“勝ち組企業”の代表者が口を揃えて力説していたことに、
「グリーン・マーケティングには巨額な資金と企業努力が必要だ。目先
の利益のために中途半端に取り組むのならば絶対止めた方がいい。
しかしもし、やりとおすことができれば、最終的には企業に大きな利益
をもたらす」ということだ。初めから大きな目標を掲げずにまずはできる
ことから始めるというのがいいようだ。ちなみに今回のグリーン・コン
ファレンスの参加費($375)には、コンファレンス開催にまつわる、カー
ボン・フットプリントをオフセットする代金も含まれているそうだ。

http://mediakit.adage.com/events/2007/aa_GreenConference07/aa_GreenConference07.htm

Wednesday, June 25, 2008

今月のお気に入り(6/2008)

蚊取り黒ブタとミニ・ベイゼル

NYの季節の変わり目というのは、とにかくハゲシク唐突にくる。
今年は5月まで冬で、6月に入ったとたん真夏になった。
ゆるやかな季節の移り変わりなどという風流に浸ってもいられない。
それより当座の問題は、夏とセットのように出現する「蚊」の攻勢だ。
NYにも蚊はいるし、刺されれば痒いのは同じだ。
真夜中に目が覚めると待ち受けていたかのように「ブゥウウウウン…」
刺されたカユさで目が覚めることもあるが眠いのでそのままガマン。
結果、寝不足の日々を過ごすことになる。

一体、アメリカ人はこうした蚊や虫刺されに対してどんな対策をとっているのか? 聞いてみると「何にもしない」とか「網戸があるだろう」とか消極策がほとんど。
ドラッグストアにいっても、OFFというア虫除けスプレーや、虫除けキャンドル、それかあって昔懐かしい渦巻き蚊取り線香くらいが、蚊対策用品のほぼ全てだ。それも屋外用ばっかり。
日本のように、電子蚊取り器や液体蚊とりなどをはじめとする室内用蚊とりグッズなどは皆無。刺された時のかゆみ止め(ムヒやウナクールなど虫刺され専用のもの)も、無い。

昨年までは、日本から送ってもらった、ペープ・マットの電子蚊取り器を長年愛用してきた。しかし、このマット式は徐々に姿を消しているようで、マットを使い切ったのを機に、新しいタイプに切り替えようと、捨ててしまっていたのだった。それがこの急激な季節の変化で蚊の急襲をうけ、まいった。

せっかく日本から蚊取り器を送ってもらうのであれば最新式のものをと思いネットで検索してみる。
調べると、最近はノーマットは当たり前、薬剤も液体のものやカセット式に入れるものが主流のよう。電源もコンセントではなく、電池式で便利そうだ。使用期間も30日から120日用まで、需要にあわせて選べる。色々見たなかでなぜか気になったのが、アース「蚊とり黒ブタ」。プラスチックでできた黒ブタの形で、電池式。薬剤はカセットではめ込む式だ。むかし海の家などに渦巻き蚊取り線香を瀬戸物製のブタの形をした容器にいれておいてあったが、これはその現代版といったところ。

丁度、タイミングよく日本からNYにみえる方がいて、早速メールで「蚊取り黒ブタ」購入をお願いする。入手してから約2週間。毎日愛用している。ブタの鼻の内側に小さなプロペラがついていて、それが回って薬剤を拡散させているようだが騒音はまったくない。無臭性なので気になる匂いもなく快適、蚊取り器をおいているという安心感も手伝ってか、おかげさまで安眠できている。90日用なのでこの夏はこれで乗り切れそうだ。夜寝る前にスイッチを入れ、朝スイッチをきるのが日課だ。

日課といえば、5月のアニバーサリーで食事をした、ブルーヒル・レストランでいただいた、ミニ・ベイゼルの鉢植えに毎日水をやっている。目だって急に大きくはならないが、すこーしずつジワジワと成長してくのが嬉しい。もう少し大きくなったら植木鉢もすこし大きいものに替えようとおもう。でもこれだけでペスト・ソース をつくるのは・・・ムリだろうなあ。

Wednesday, May 28, 2008

Simple Pleasure

チョイご褒美

女性達の間で「自分にご褒美」というのがはやっている。
多分男性はやらない。なぜか女性だけだ。
そもそもご褒美というのは人から頂くものなのだが、がんばった自分自身に何か素敵なものを与えて、もうひとガンバリするためのモチベーションにする。こういった「自分にご褒美」は、それなりにある程度高価なものでなくてはいけない。
私も「自分にご褒美」システムを取り入れてみたいが、大きな苦労に耐えて、大仕事をやり終え、高額のご褒美を自分に与えるほど、辛抱辛抱強くもないし、お金持ちでもないので、チョイとした小仕事を片付けて、ご苦労さんでした的な、「チョイご褒美」で満足することになる。



週末には家事をまとめてやる。
夫婦二人のことなのでそう大変なことではなし。
夫が何でも一緒にやってくれるので助かっている。
でも掃除機かけだけは一応私の担当なので一人やる。
イヤホンで音楽を大音量で聞きながらやるとはかどる。

掃除を終えた。ここで「チョイご褒美」の登場。
小腹がすいたのでかねてから買っておいたスナックを用意する。
一口サイズのフレッシュモッツアレラのオイルつけ。
カラフルなミックス・オリーブ。
皮をむいたロースト・アーモンド。
数年前にローマのバールで出してくれたおつまみセットがヒント。
ちょっと思い出して近くのグルメガレージで食材を調達してみた。
すべて一口で食べられて見た目にもきれいだ。
スプマンテでもあったらすごく気分だが、まっお茶でもいいか。


もうひとつのチョイご褒美がマニキュアとペティキュア。
今年買ったマイケルコースのフリップ・フロップにあわせてシルバー。
最近はネイル・カラーを2色重ねてオリジナルをつくるのに凝っている。
Essiの#626(Steel-ing Scene)にOPINLA36(Happy Anniversary)。
マニキュアもペティキュアも人にやってもらうところがいい。
日本よりもずっと手軽で両方やってもらっても50ドルでおつりがくる位。
ささやかなヨロコビ。明日へのカツリョク。

Tuesday, May 6, 2008

3YR.ANNIVERSARY





5月7日は私たちのウエディング・アニバーサリー。

その前日には夫からカードとケーキをもらって思わず恐縮。

実は私は何も用意していなかった。面目ない。


その週末11日には、結婚式を挙げたブルー・ヒルで食事をした。

毎年記念日にはここで食事をしている。今年で3年目だから3回目。

自営農場をNY郊外にもっていて肉も魚も野菜もオーガニックだ。

去年は、その農場に隣接したレストランまで足を伸ばした。

どちらもバークレーのシェーパニースに負けず劣らず美味しい。

アニバーサリー・ディナーと言わずともちゃんと心得てもてなしてくれた。

また来年もぜひここでアニバーサリーを、と思ってしまう。

Tuesday, April 29, 2008

SPRING HARMO-NY

桜、あんみつ、コンサート



ニューヨークの桜の満開時期は4月末くらいで日本よりすこし遅い。
ワタクシの住むソーホー界隈でも毎年見事に桜が咲く。
満開時期を少し過ぎると桜吹雪が雨風に舞う。
舞った花びらのつくる”吹き寄せ”も愛らしい。
手毬のようにたわわに咲いた桜の花。
見つめている心まで丸くなるようだ。

先日ミッドタウン55丁目のレストラン「鬼が島」に行った。
食事も良かったが特筆したいのがデザートの”あんみつ”。
寒天そのものが美味しく硬さも丁度いい。赤エンドウ豆も合格。
具は練乳がけイチゴと杏と白玉だけ。黒蜜もすっきりした甘さ。
贅沢をいえばアイスクリームの抹茶がいささかくどかったかも。
ここはシンプルにバニラ・アイスの上に抹茶の粉パラリくらいがいい。
こういう甘味関係もNYではあまり充実していないので一寸感激。
甘いものも気持ちをまぁるくしてくれる。

そして、スプリング・コンサート。
4月28日リンカーンセンターAvery Fisher Hallコンサートが終わった。
今回の演目はヘンデルの隠れた名作オペラ。
JUPITER IN ARGOS(GIOVE IN ARGO)はオンブラ・マイ・フで有名なオペラSerseが作曲された数年後の1739年の作品で、つい最近まで発見されず演奏もされなかったそうだ。我々Collegiate Choraleの今回の演奏はこの作品はUSプレミアということになる。誰も聞いたことがないオペラにしては、聞き覚えのあるようなメロディがそこかしこにでてくるのは、それはそれバロック時代の作曲家による同じメロディーのリサイクル習慣のため?オンブラ・マイ・フのアレンジ版みたいな曲もでてくる。
作曲家ヘンデルはご存知、大バッハ、テレマンと並んで、後期バロック御三家のひとりだが、ドイツからイギリスに帰化して大活躍している。そこでこれは勝手な空想だが、後の19世紀イギリスでギルバート&サリバンがつくった有名なオペレッタ、”ミカド"の中に、”スリー・リトル・メイズ・フロム・スクール”という3人の女の子達が歌うお茶目な曲があり、これが今回のヘンデルのオペラの中の1曲にどこかにている。こちらはソプラノとアルトが3人ずつの6重唱だ。イギリスにわたったドイツ人作曲家のヘンデルがずっと後に出てくる後輩のギルバート&サリバン(特に作曲のサリバン)に与えた影響…などと考えただけで何だか楽しくなる。
オペラのストーリーは、羊飼いに身をやつした好色な神様(ジュピター)が2人の美しいお姫様を相手に恋の駆け引きを演じ、敵討ちや生きるの死ぬのと大騒ぎののち、フィナーレは大団円で終わるというたわいのない喜劇ものだが、うららかな春にはこういったバロック・オペラが気分だ。ソリストは、Heidi Grant Murphyや、Elizabeth FutralなどMETオペラなどで活躍中のスターが出演した。我々バックコーラス陣はそれをリハーサルから本番まで同じ舞台の上で聞くことができる。これはこれでかなりの贅沢だが、いちおう演奏にも参加しなけらばならないのでのんびり楽しんでばかりもいられない。前日は夜11時までドレスリハーサルがあり当日3時間近くに及ぶコンサート中もかなりの集中力が必要。音楽もまた基本は体力ですね。
桜、あんみつ、コンサート。五感をまろやかに包みこんでくれる春のハーモニー満喫のNYでした。

Saturday, April 19, 2008

今月の発見(4/2008)

歯医者いらず?Do it yourself

サンフランシスコから戻ってくるのをまっていた様に奥歯の詰物がとれた。
2日くらい前ちょっとユルイ感じがしたのは気のせいではなかったのだ。
とりあえず取れた詰物を歯に戻してかかりつけの歯医者に飛び込む。
前にとれたときにはすぐに付けてくれたので今回もそれを期待して。
甘かった、考えが。
「今朝から3人も詰物とれた人が来てあなたで4人目。先生も予約診察で忙しいので対応しきれません。痛みがないようだったら予約を取り直して5月に来てね」と受付の女性に言われてしまう。それでも丁度3週間後に半年に一度の定期健診があるのを思い出し、そのときについでに詰物関係も面倒見てもらえないか?ときいても、「検診と治療は一緒には無理です」と言われ更に落胆。私のすがるような目つきに多少の同情を覚えたのか、受付嬢はしばらくコンピューター画面をにらんでいたが、検診&治療のコンビネーションで当初の予約よりも1週間前になんとか空きを見つけて私の予約を押し込んでくれた。
それにしても、歯の詰物がとれた状態で約2週間を過ごすのは切ない。体の一部分に大きな穴があいたようだ(実際そうなんだけど)家に帰って夫にそれを言うと、「そんなら、これを使うといい」と取り出したのが、写真の”応急処置セメント”。一回分ずつセメントがアルミ・パックしてあり、プラスチックのコテがついていてそれでセメントを適量つけて歯と詰物を固定する。夫も先日使って何日かはもったという。簡単そうだがちょっと恐ろしくもある。結局自分で上手く出来なくてやってもらった。結果はテンポラリーというだけあって、持つのは数日間。また外れてしまったが、それからまたセメントでつけなおすのも面倒なので治療の日までそのままにしておいた。
その後、ドラッグストアにいったときに試しに家庭で使える歯の治療用品はどんなものがあるのか見てみると、まずセメントには、私がつかった普通タイプと強力タイプがあることがわかった。(6ドルと8ドルくらいのプライスの差があった。2ドル高い強力タイプだとかなりもつのだろうか)他には”ファースト・エイド・デンタル・キット”なるセットが売っていて、セメントと歯痛止めの塗り薬とかが入っていた(これで10ドルくらい)歯科治療の保険があまり普及していないアメリカではこういうものが市販されていて結構需要があるようだ。ちなみに私も健康保険ははいっているが歯科はそれに含まれていないので、年に2回の定期健診とクリーニングは欠かせない。
詰物がとれた2週間後に、検診&治療コンボで歯医者に行く。レントゲン(50ドル)をとり、クリーニング(65ドル)をし、最後に詰物を強力なセメントでつけてもらって(リセメント代40ドル)で、しめて155ドルの出費。「次回から診察代値上がりしますから、ヨロシク」という一言にまた溜息。

Sunday, April 13, 2008

Sanfrancisco Treat♪♪


元祖ロハス(シェ・パニース)


3月中旬にサンフランシスコに夫と行ってきた。

10年ぶりで殆どあやふやな記憶をたどりながら坂道の町を歩き回った。

旅の楽しみといえば、美味しいものを食べること。

サンフランシスコといえば”ライス・オ・ローニ、サンフランシスコ・トリート♪”

今回はバークレーにも足をのばして、全米グルメランキングにも常連の有名レストラン、シェ・パニースでランチをする機会にも恵まれた。女性シェフのアリス・ウオーターズさんは、カルフォルニア・クイジーヌの生みの親とも呼ばれている。ロハスが流行るずーっと前から、オーガニック素材にこだわってサステイナビリティをグルメの世界で実践してきた人。その元祖ロハス・レストランで私たちがいただいたのは、ポルチーニ茸のピッツア、トマト・ブロスのラビオリ、ポーク・ソテーのポテト&ケイル添、そしてデザートには、パンナコッタのブラッドオレンジソースにメキシカン・ウエディング・クッキー添。どれもさすが名店だけあって美味しかったが、私が特に気に入ったのは、トマト・ブロスのラビオリ(写真)で、トマトの酸味と甘さをまろやかなブロスに仕上げてあった。ランチは2人で100ドルくらい。今度またチャンスがあればぜひぜひディナー・コースを食べてみたい!



一押しブランチ(ローズ・カフェ)

サンフランシスコ滞在が週末にかかったら、ぜひ美味しいブランチを。
以前に来たときに気に入った、ユニオン・ストリート界隈(Cow Hollowと呼ばれるエリア)でのんびりマニキュア・サロンに立ち寄ったり、ブティックをのぞいたりしながら歩いているときに見つけた、ローズ・カフェ。週末のブランチは朝8時からやっている。ブランチ・メニューから私たちが選んだのは、ソーセージとポーチド・エッグのソフト・ポレンタ添。クリーミーなポレンタと半熟卵、ラグーソースのかかった自家製ソーセージを少しずつ混ぜて食べると最高。こういう手の込んだメニューにはNYではちょっとお目にかかれない。他にフレンチトーストもいただいたが、こちらはトーストというよりもブレッド・プティングのようで、りんごのコンポートとフレッシュ・クリームが添えてあって美味。11時過ぎるととたんに込みだすのでそれ以前がおすすめ。
ROSE'S Cafe (2298 Union St at Stainer st)


地コーヒー(ブルーボトル・コーヒー)

地酒や地ビールなどお国自慢の地元産の飲み物を「地ナントカ」と呼ぶ。
それでは地元の名物コーヒーは?「地コーヒー」でしょ、モチロン。
サンフランシスコ/ベイエリアの地コーヒーといえば、オークランドにある「ブルーボトル・コーヒー」だということを、今回の滞在で初めて知った。というのも、食べ歩いた人気レストラン(シェ・パニースやスランテッド・ドアなど)では、ナンと「銘柄指定」でブルーボトル・コーヒーのみを扱っているのだ!グルメフード・アーケードのあるフェリー・ビルに移転した、ベトナム料理のスランテッド・ドア(写真)では、フレンチ・プレス(銀のポット)でうやうやしくサーブしてくれたので、我々もありがたく頂いた。ぜひ豆を買って帰りたかったが、売っているところがわからず。これも次回の課題として残しておこう。


サンフランシスコでベルサイユ気分
(マジェスティック・ホテル)


食べ物の話ばかりでなく、滞在したホテルのお話を少し。
パシフィック・ハイツの丘の上に建つマジェスティック・ホテル。
こじんまりしたホテルにしては部屋が豪華なのにちょっと戸惑う。ベッドは天蓋つきのベルサイユ宮殿風、見かけだけでなく、寝ごこちも最高。それからバスルームの広いこと。イマどき珍しい「猫足タブ」。実は私、前からこのバスタブに一度でいいから浸かってみたかったの。シンクも2つついて、トイレタリーも充実。これで一泊150ドル以内と言う安さはNYではありえませんっ!このホテルの一階にあるレストランは知る人ぞ知る隠れ家的存在だとか。朝ごはんを食べて納得しました。古きよき伝統をそのまま残しているような素敵なホテル、女性やカップルにはホントお勧めします。すぐ近くにジャパン・タウンもあるので日本食や日本の本屋さんもあって便利。





Sunday, March 9, 2008

サマータイムとイースター

Summer Time & Easter
今日から、アメリカではいわゆるサマータイム(正式にはDaylight Savings Timeと呼ぶようです)。
前日、つまり昨日の夜に家の中のすべての時計を1時間先送りにしました。たとえば夜10時のときに、11時にしておくのです。そうすると次の朝、いざサマータイムが始まった日にもあわてないですむのです。でも携帯やコンピューター、ケーブルテレビについているデジタル時計などは自動的に時間が変更されるので便利ですよね。スプリング・フォワード(春は1時間先に)で1時間セーブしておいて、サマータイム中は長い日中を楽しみ、フォール・バック(秋は1時間戻る)で朝の1時間余分に寝ていられるのがなんとなく得したような気分です。



もうすぐイースター(3月23日)。ワイヤーでできた鶏に卵をいれて、イースターカードを飾ります。


Brunch on Clinton st.
前から一度いってみたかった、ロワー・イーストのブランチの名所、クリントン・ベーカリー・カフェ。
いわゆる「行列ができる店」で1時間待ちは当たり前。雨降りの日はくる人も少なくチャンスなのではと思い、10時開店のところ9時40分に行くと、すでに店の前で10数名が待っていた。どうも開店前から名前の登録は始まっていたらしい。早速店内で名前と人数を登録すると「1時間待ち」とのこと。開店20分前からすでに満員状態!と唖然。それでも列をつくって雨のなか待つよりはいいかと思いなおし、これも前から試してみたかった近くのロースティング・プラントでローストしたてのコーヒーをのみながら時間をつぶす。コーヒーは美味しかったし座ってのんびりできたのでこれは正解だった。
1時間後にクリントンにもどると席につくことができ、待望のブランチを賞味。カントリー・ブレックファスト($13)は卵3個(好きなように焼いてくれる)に厚切りハム・ステーキ、ハッシュドポテトに大きなバターミルク・ビスケットがつく。ハムがちょっとドライな感じだったが、卵やポテトは合格。ビスケットにはバターとホームメードのラズベリージャムがついてくるがこれがまた美味しかった。野菜が足りないのでアボカドとレタスのサラダ($7)を追加。キャッシュ・オンリーなので現金を用意していくこと。




Wednesday, February 27, 2008

今月のお気に入り(2/2008)

バレンタイン・チョコレート

今年のバレンタイン・デーには、なんと3人の方々から美味しいチョコレートをいただきました。これはその中のひとつ。 目にも美しい箱入りのチョコレートたち。ついうれしくて食べてしまう前に撮影。皆様ありがとうございました。


クマの蜂蜜とホットケーキ

アメリカでは何でも甘さが強烈!という印象がありますが、甘さひかえめで美味しいものも結構あります。ベルギーのベーカリー・チェーンでNYにも何軒かある、ル・パン・コティディアン(デイリー・ブレッド)の蜂蜜は、本当に美味しい。フランスパンにバターを塗ったうえにつけてもいいし、プレーン・ヨーグルトにまぜても。最近は週末のブランチにホットケーキ(パンケーキよりもふっくらしてケーキっぽい)をつくり、メープルシロップの代わりにかけるのが最近のお気に入り。クマの入れ物もそろそろ空になりそうなので、また買いに行かなくちゃ。




Sunday, February 3, 2008

The Making of a Fruit Sandwich


先日イチゴのフルーツサンドをつくってみたら大成功。でももっと美味しくできるはず、と時をおかずに再びつくってみた。今度は彩りを考えてバナナとキウイも入れて。果物のゴロっとした食感がほしかったので大きめのサイコロ状に切りそろえた。また果物は生クリームと混ぜずにパンにクリームをのせた上に均等に並べておくと、切ったときにきれいだ。作り方はステップ・バイ・ステップで下記にて。


用意するもの

サンドイッチ用食パン(4枚)

生クリーム(120ml):ハープ・パイント・パックの半分
グラニュー糖(ティースプーン 2杯)
バニラ・エッセンス(少々)

イチゴ(6粒)
キウイ(小1個)
バナナ(大半分)

果物は、彩りや味の組みあわせを考えて3色くらいにする。メロンやパイナップルなどでもおいしい。

バナナ、キウイ、イチゴは同じ大きさのサイコロ切。分量は同量になるように調整する 。

生クリームは固めに泡立てる。ここにグラニュー糖とバニラエッセンスを加える。

2枚の食パンの片側に生クリームの半分の量を塗る。

生クリームの上に果物を均等に載せていく。中央をすこし大目にすると切ったときにきれいだ。

果物の上に残りの半分のクリームを載せてたいらにならす

のこりの2枚の食パンを載せて、好みの形にサンドイッチをカットして出来上がり。
パン用のギザギザのついた包丁だと切り口がきれいにきれる。








Sunday, January 27, 2008

今月のお気に入り(1/2008)

クロエのブーティ


昨年11月末に入手。

毎年サンクスギビングは11月の第三木曜で、その翌日の金曜日はショッピング・デーとして各デパートで特別セールが行われる。この日何か私の中でヒラメクものがあり、かねてから目をつけていたクロエのブーティをねらって59丁目のブルーミングデールスへ。

結果…私の勘は大当たり!

定価$945(プラスNYの服&靴Tax4.375%)がすでに40%のマークダウンになっており、$567!
更に、JALファミリークラブ会員割引15%引きをつかってマイナス$76.55!!
そして、このスタイルで最後の一足だとのことで、追加の10%オフで、マイナス$56.70!!!
加えて、この日は100ドルの買い物ごとに$15の割戻し金券がもらえて、マイナス$60!!!!

最終的に$タックス含めて$1000近いブーツを$392.73でゲットしてしまった。

黒皮にアンティックゴールド・ジッパー付。何にでもあわせやすいし、10センチ・ヒールの割に非常に楽で歩きやすい。最近はこればかり履いていて、すでに1度踵のリフトを交換したほど。

今年らしい形だけれどインパクトが強すぎないので、何年かはずーっと活躍しそうな1足。

お気に入り度 90%(100%はじめからつけると後が困りそうなので)



フルーツ・サンド&ペリエ

週末のブランチ。

日本では普通にあって、NYではなかなかお目にかかれないのが、フルーツ・サンドイッチ。

千疋屋の味を思い浮かべながら、生クリームを泡立ててバニラ・エッセンスとシュガーを少々、イチゴの薄切りをサックリと混ぜ込む。これをサンドイッチ用の食パンに挟んで斜めに切る。

飲み物はコーヒーよりもペリエのシュワ・シュワ感がいい。

一口ほおばると、クリームのほんのりした甘さとイチゴの爽やかさが、一足早い春を感じさせてくれる。ペリエで口をさっぱりさせてもう一口。いくらでも食べられてもう、幸せ。

お気に入り度 80%(まだ改善の余地あり)



サッパリしない歯磨き粉とエコ歯ブラシ


年末にホール・フーズ内のドラッグストアで買って、新年から使い始めた歯ブラシと歯磨き粉(昔は粉たった。今は殆どが練り歯磨きなのにこう呼ぶ。なんとなく可笑しい)。練り歯磨きはTom'sのオールナチュラル「アプリコット味」170g($4.59+NY Tax 8.375%))ミント系が多い中フルーツ味で大人向け、というのになんだか惹かれて買ってみた。味はフルーツ牛乳風味のホイップクリーム、という感じ。子供歯磨きの隠れ愛用者とか、甘いもの好きな人にはうれしいかも知れない。私はちなみにガムも歯磨きもミント派なので、どうもサッパリ感にかける気がする。磨いた後でミント・ガムでもかんでサッパリしたい。でも使っているうちに病みつきになる予感も。

あと一緒に買ったのが、ヘッドが付け替えできるRaiusの歯ブラシ($9.99+Tax)ヘッドが2つ付いてくる。もち手に赤いボタンがついていて、歯磨きタイム2分間が終わるとピッピッとブザーがなる。そして3ヵ月後、ヘッドのお取替え時期になると赤いライトがつく。何というスグレモノ!と思わず買ったけれど、実際のところ2分のお知らせブザーは控えめすぎてあまりよく聞こえなし、赤いライトに催促されなくても3ヶ月たてば替えるよね。でもなんとなくエコロジーな姿勢が気に入って、取替え用のヘッド3本セット($6.99+Tax)まで買ってしまった。

お気に入り度:50%(買う前の期待が大きすぎたため)


Wednesday, January 2, 2008

Angels in Paris

NYのお正月休みは1月1日だけ。2日からはすべてが平常どおりに始まります。
1年の初めに何か厳粛でおめでたいものの写真をブログにのせたいとおもいました。
そこで、昨年9月末に行ったパリで何気なく撮ってきた天使たちの写真を紹介します。
わざと部分をフォーカスしてとったのですが、パリ通の方ならどこでとったかお分かりですよね。





上から2枚は、ルーブル美術館、下の一枚はヴェルサイユ宮殿の庭園でとったものでした。