Saturday, April 19, 2008

今月の発見(4/2008)

歯医者いらず?Do it yourself

サンフランシスコから戻ってくるのをまっていた様に奥歯の詰物がとれた。
2日くらい前ちょっとユルイ感じがしたのは気のせいではなかったのだ。
とりあえず取れた詰物を歯に戻してかかりつけの歯医者に飛び込む。
前にとれたときにはすぐに付けてくれたので今回もそれを期待して。
甘かった、考えが。
「今朝から3人も詰物とれた人が来てあなたで4人目。先生も予約診察で忙しいので対応しきれません。痛みがないようだったら予約を取り直して5月に来てね」と受付の女性に言われてしまう。それでも丁度3週間後に半年に一度の定期健診があるのを思い出し、そのときについでに詰物関係も面倒見てもらえないか?ときいても、「検診と治療は一緒には無理です」と言われ更に落胆。私のすがるような目つきに多少の同情を覚えたのか、受付嬢はしばらくコンピューター画面をにらんでいたが、検診&治療のコンビネーションで当初の予約よりも1週間前になんとか空きを見つけて私の予約を押し込んでくれた。
それにしても、歯の詰物がとれた状態で約2週間を過ごすのは切ない。体の一部分に大きな穴があいたようだ(実際そうなんだけど)家に帰って夫にそれを言うと、「そんなら、これを使うといい」と取り出したのが、写真の”応急処置セメント”。一回分ずつセメントがアルミ・パックしてあり、プラスチックのコテがついていてそれでセメントを適量つけて歯と詰物を固定する。夫も先日使って何日かはもったという。簡単そうだがちょっと恐ろしくもある。結局自分で上手く出来なくてやってもらった。結果はテンポラリーというだけあって、持つのは数日間。また外れてしまったが、それからまたセメントでつけなおすのも面倒なので治療の日までそのままにしておいた。
その後、ドラッグストアにいったときに試しに家庭で使える歯の治療用品はどんなものがあるのか見てみると、まずセメントには、私がつかった普通タイプと強力タイプがあることがわかった。(6ドルと8ドルくらいのプライスの差があった。2ドル高い強力タイプだとかなりもつのだろうか)他には”ファースト・エイド・デンタル・キット”なるセットが売っていて、セメントと歯痛止めの塗り薬とかが入っていた(これで10ドルくらい)歯科治療の保険があまり普及していないアメリカではこういうものが市販されていて結構需要があるようだ。ちなみに私も健康保険ははいっているが歯科はそれに含まれていないので、年に2回の定期健診とクリーニングは欠かせない。
詰物がとれた2週間後に、検診&治療コンボで歯医者に行く。レントゲン(50ドル)をとり、クリーニング(65ドル)をし、最後に詰物を強力なセメントでつけてもらって(リセメント代40ドル)で、しめて155ドルの出費。「次回から診察代値上がりしますから、ヨロシク」という一言にまた溜息。

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